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2009年8月11日(火)、広島大学薬学部にて、第4回体験科学講座~女子高生特別コース~「 ―女性研究者とサイエンスを学ぶ― 」を開催しました。
参加した46名の女子高生は、薬学部の2つの学科「薬学科」・「薬科学科」についての講義後、4つのコースに分かれ実習を行いました。
Aコース「クスリの生体内運命」では、普段飲んでいる薬を使った実験を通して、医薬品の代謝シミュレーションについて実習を行いました。薬の用法・用量がどのように決められているかを学習し、体内での薬の動きを知るために溶解試験と代謝反応の測定も行いました。
Bコース「細胞を観る、分子を調べる」では、肺の正常細胞や肝臓がんの細胞を顕微鏡で観察し、細胞の中でうごめく分子を、高校では使うことができない最新鋭の質量分析計を使って分析する実習を行いました。女子高生からは、「普段触れることのできない質量分析計を使ってとてもワクワクした」「最先端の機械を見ることが出来てよかった」などの感想がありました。
Cコース「生体反応の不思議を知ろう」では、薬物による心臓活動の変化を知るため、モルモットの心臓を用いて、濃度や種類の違う薬物を使った基礎的解析を行いました。実験の前に使用する薬物の濃度の計算では、慣れない単位に戸惑っていましたが、薬物を使っての実験はスムーズに行われました。
Dコース「薬はどうやって体の中に入るの?」では、タンパク質性医薬品が細胞にどのように取り込まれるか、タンパク質に蛍光物質をつけ、位相差顕微鏡と共焦点レーザー顕微鏡で観察しました。
アンケートからは、「大学の薬学部でどんなことを研究しているかよく分かった」「薬学部は薬を作るだけではないことが分かった」など大学の薬学部についての理解が深まった様子がうかがえ、とても有意義な体験科学講座となりました。